洗顔とは?自分に合うアイテムを選ぶための基本知識
洗顔は顔を洗うだけという単純なアイテムながら、実は正しく使えていない事が多いんです!
正しい洗顔をするためには、基本的な手順+正しい知識が必要です。
洗顔は、肌に残ったメイクや皮脂汚れ、不要な角質を落とし、次の保湿アイテムをしっかり浸透させるために、とても大切なケア。
洗顔の使い方をはじめ、疑問や誤解を解説しながら、おすすめの商品についても紹介していきます。
洗顔と進化するメイクアイテム!
知っておきたい2018年最新情報!
最近は手軽にメイクオフできる化粧品が増え、洗顔とクレンジングの境目が曖昧になりました。
そのため、間違った使い方をしてしまい、結果として肌荒れを招くケースが増えています。
洗顔で落ちる流行りのアイテム
- 水で落ちるコスメや日焼け止め
→洗顔のみでOK - 洗顔で落ちるコスメや日焼け止め
→洗顔のみでOK - 乳液タイプの日焼け止め
→表示によってはクレンジングが必要
手持ちのアイテムのメイクオフ方法を把握すると、肌への負担を抑えて洗顔できるようになります。
まずは手持ちの化粧品を確認してみましょう。
洗顔の基本!商品タイプと特徴
洗顔は一般的な固形石鹸やチューブ入りのクリームタイプから、ジェル、オイル、バーム、シート、リキッド、パウダーと様々な形状があります。
最近では時短になる商品も人気で、最初から泡で出てくる商品や、使っているうちに泡立つタイプ、またサボリーノが販売しているシートマスクタイプの洗顔も多く見かけるようになりました。
固形やクリームといった様々な商品タイプは、使いやすさだけではなく、洗浄力の強さにも関わってくるんです。
洗顔はタイプにより洗浄力が違う
基本的に洗顔は界面活性剤というもので汚れを包み込んで落としていきます。
落とす力の強弱は使われている界面活性剤の種類によります。
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界面活性剤とは
界面活性剤は肌の汚れを落とす成分。
台所洗剤のCMで油を包み込んで浮かせていく映像がありますよね。
あれと同様に界面活性剤が肌の上の汚れを包み込んで落としてくれます。
界面活性剤といっても種類は様々。洗浄力も異なります。
今回はごく簡単な界面活性剤の説明を交えつつ、商品タイプの説明をしていきます。
自分の肌に合っていない洗顔を使っていると、乾燥してしまったり、洗い上がりの違和感を覚えたりします。
- 必要な皮脂まで落ちてしまい、肌がつっぱる
- ぬるっとして感じで皮膚が落としきれていない
今の洗顔に満足できていなければ、保湿力があるものや洗浄力の強弱の違う洗顔を選んでみるのもおすすめです。
洗顔のおすすめランキング
今回は、さっぱりと洗い上げながら必要な皮脂を残してくれる使いやすい洗顔料を、ランキングでご紹介していきます!
1位 どろあわわ
- 価格初回1,480円 通常価格2,678円
- 容量110g(30回分)
洗顔としてもとても有名な商品「どろあわわ」。
泥成分で汚れを吸着して洗うタイプのクレイ洗顔と呼ばれるタイプの洗顔。しっかりとした皮脂吸着と、落としすぎないしっとり感が人気です。
実際に下地美人スタッフ間でも洗顔を使ってみましたが、思っていたよりすごくいい!というコメントが多かったです。
パッケージが変わり、洗面スペースに置いても可愛いのも、うれしいポイントです。
どろあわわを使った基本の洗顔方法
- 1.どろあわわを泡だてる
泡立ちがいいので洗顔料は少量でOK。泡立てネットを使い、水を多めに混ぜてあげると良いでしょう。 - 2.顔に泡を乗せていく
小鼻や顎といった皮脂の多いパーツ>Tゾーン>頬というように泡を乗せてあげてください。 - 3.洗顔をしていく
しっかり泡立てた泡を押し付けるようにするだけでOK。脂性肌(オイリー肌で)小鼻の脇や顎などの皮脂が残りが気になったところだけ、くるくると泡で洗ってあげます。
もっと詳しいどろあわわの使い方記事はこちら
dプログラム コンディショニングウォッシュ
- 価格2,700円
- 容量150g(約2ヶ月分)
資生堂サイトの中でも2018年上半期ベストヒットコスメ洗顔部門1位に輝いた高い人気の洗顔料。
肌に優しい敏感肌用アイテムとして知られるdプログラムらしく、低刺激設計&美肌バリア機能を守る特徴を持っている洗顔です。
洗い上がりは、しっとり感を残しながらもさっぱり!敏感肌やアラフォーで年齢肌による揺らぎが気になるスタッフも高評価の洗顔でした。
150gで税込2,700円と洗顔にしては高めかなと一瞬思いますが、約2ヶ月分使えるので実はそこまで高くはありません。また、基本配送料無料なので気になる方は試してみるのも良いでしょう。
旅行に便利なミニサイズの展開もあり、リピーターの方が持ち歩き用に購入されています。
ロゼット洗顔バスタ
*商品タイプにより価格や容量等は変わります
- 価格537円〜*
- 容量90g*
チューブのクリームタイプと特殊な容器のバームタイプが販売中。
しっかりした泡立ちと洗い上がりの泡切れの良さ、けれども肌に残るしっとり感が人気です。
プチプラなのも嬉しいところ。年齢を重ねた乾燥肌だとちょっと洗浄力が強く感じるかもしれません。
洗顔についての疑問や誤解
洗顔の使い方に関する誤解や疑問はとても多いです。
今回は特に質問の多かったもの、また勘違いしてしまうと肌荒れに繋がりそうな質問をQA形式でご紹介していきます。
洗顔の使い方で多い誤解
最近増えてきた洗顔の使い方について、誤解しがちなポイントについて解説していきます。
- 今日は下地と日焼け止めだけだったから洗顔だけでいい?
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どちらも洗顔で落とせるものなら大丈夫。その他にもメイクアップアイテムを使っている場合はクレンジングを。
洗顔で落とせるアイテムだけで全て仕上げていた場合はクレンジング不要です。しっかり立てた泡で手早く洗いましょう。
もし洗顔で落とせるタイプの日焼け止めや下地を使っていて、アイブロウだけ書いているといったようにポイントメイクを使っている場合は、部分的にクレンジングしてから顔全体を洗顔しましょう。
- 洗顔だけで落ちるコスメはダブル洗顔しないほうがいい?
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ダブル洗顔してもOK。普段から肌の乾燥を感じている方は泡立てに時間をかけて、洗顔自体は手早くを意識して。
汚れをしっかりと落とす事は大切ですが、必要な皮脂まで落としてしまうと肌が荒れてくすんだり、ニキビができる原因になります。
とにかく手早さを意識しましょう。肌に優しいクレンジングや洗顔を選ぶ事も大切。
また、洗顔後はすぐに保湿をしましょう。洗顔後に湯船に浸かる場合は、軽く化粧水をつけておくと、多少乾燥の予防になります。
最初にも紹介したように、メイクについてどこまで洗顔で良いのか迷っている方はとても多いです。
実際に、洗顔不要と書いてある日焼け止めでも、クレンジングしないと落としきれないという場合も。
洗い上がりがすっきりしないときは、表示だけを信じず、クレンジングを使用してみるなど、上手に調整していくと、肌トラブルも起こりにくくなります。
洗顔のおさらい!
基本的な洗顔方法に関する疑問
基本的な洗顔のやり方に関する疑問にお答えしていきます。
- 洗顔の仕方で気をつけたほうがいい事って?
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肌トラブルを起こさない基本の洗顔方法の条件を覚えておきましょう。
・時間をかけすぎない
・熱すぎるお湯は使わない
・乾燥するところに最初に洗顔料を乗せない
・洗顔料は泡立ててから顔に乗せる
・保湿と洗顔はセットで考える洗顔は厳密な方法があるわけではありませんが、泡の乗せる順番やパーツによって簡単に洗浄力を調節できるとも言える、実は使いやすいアイテム。
例えば、乾燥しやすい部分は長時間泡をのせたままにしないようにし、しっかり洗いたいTゾーンは先に洗い始める、といったような感じ。
難しく考えずに洗顔したい方は、皮脂が気になる場所から泡を乗せてその後全顔に泡を広げ、なじませてすぐにすすぎましょう。
結構洗い過ぎの人が多いので、パーツごとの洗い上がりを意識すると数年後の美肌度が変わってきますよ。
- 泡立てネットって使った方がいいの?
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ネットを使うかというアイテム選びより、しっかりと泡立てられるか、という点が大事。
しっかりと泡立てができればネットを使わなくてももちろんOK。
でも使ったほうが便利だとは思います。便利さ=面倒に感じにくいという意味なので、毎日のスキンケアでは実は大切なポイントです。
スタッフの中にはネットタイプではなくスポンジボールのタイプを使っている人もいました。自分が泡立てやすいものを選んでくださいね。
泡立てネットも面倒!という人には、泡だて不要の洗顔を使うのもおすすめです。
20代〜30代向けのラインとして人気のエリクシール ルフレのバランシングバブルも、肌に馴染ませるとモコモコ泡が立ってくる珍しい洗顔。時短コスメとして多くのリピーターを集めています。
- 洗顔ブラシって使った方がいいの?
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使い方次第!ごしごしとこすって洗いたくなる、という方であれば、手指よりも肌への負担が軽くなる可能性があります。
ブラシはある程度刺激があるものが多いので、歯磨きのようにごしごし力を込めると痛みが出ますが、ちょうど心地よい感触で止めておけば、手で洗うより刺激が少なくなります。
ただ、ブラシを使っているから毛穴がつまらないかというとそうではありません。やはりしっかりとした保湿と組み合わせて使うというのが前提条件になります。
ブラシを使うのはあまり時短にはならないので、ゆっくりと湯船に使ったあとに使うスペシャルケアとして使うのがおすすめです。
- 1日何回洗顔が正しいの?朝はしなくても良いって雑誌で紹介されていたけど…
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基本は朝晩の2回。ですが、肌の状態によって使い分けてもOK。
洗顔は基本的に朝晩で、それぞれに役割があります。
朝の洗顔
寝ている間についたホコリや、余分に浮いてきた皮脂を取り除きます。夜の洗顔
肌に残ったクレンジング剤やメイクなどの汚れを取り除く他、古い角質を取り除く役割があります。
最近は、朝の洗顔をしないという美容法も出てきています。
これは主に肌の乾燥によるもの。元々の肌質もありますが、年齢による肌の変化で、朝晩しっかり洗顔をしてしまうと肌が乾燥してしまうためです。
そのため、朝は水洗顔や拭き取りの化粧水を使い、皮脂が気になった日だけ朝洗顔を行う人もいます。
自分の肌に合っていれば、この方法でも特に問題はありません。
朝の洗顔に迷った時のヒント
朝起きてUゾーン、Tゾーンという順番で指の背で肌に触れてみてください。
もしもさらっとしていたり、十分な潤いを感じる場合は洗顔は一部だけ行う、また拭き取り化粧水など別の方法に置き換えることもできます。
最近肌の変化が気になるようになってきたという方は洗顔前のチェックをしてみてくださいね。
- 頬の毛穴が気になる。どんな洗顔を選べばいい?
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大切なのは洗浄力だけではありません。保湿ができる洗顔を選ぶと、肌が改善しやすくなります。
毛穴が気になる方の場合、毛穴の汚れを落としたいという気持ちが大きくなり、どうしても洗いすぎる洗顔を選びがち。
乾燥肌の人が洗浄力の強い洗顔を使ってしまうと、肌の乾燥が進み、肌が固くなりさらに毛穴が目立つようになってしまうかも。
洗顔は洗い流してしまうものですが、セラミドなどの保湿成分が入っているものは肌をしっとりとさせることができると言われています。
また固形タイプの石鹸を使用している方は、ペースト状やジェル状を選んでみるのも手かも。
洗顔をさっと短時間で済ませるのもポイントです。