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【下地美人×コスプレ】NOZOMUさんこだわりのアイメイクなどを徹底解説!

2019.07.17

憧れのあの人のコスメやメイク術を教えてもらっちゃう、下地美人で大人気の対談企画♡

今回もコスプレイヤーさんにお越しいただき、お話をお伺いしました!

今回お話を伺ったのはNOZOMUさん。
男装から女装まで幅広く、より「キャラクターらしい」メイクを追求されたコスプレイヤーさんです。

NOZOMUさんのようなこだわり二次元メイクがしたい方はもちろん必見!
それだけでなく、「言われてみるとたしかに…!」と感じる、誰もがコスプレメイクで応用可能なメイク術もたくさん飛び出てきました!

読むと思わず次のコスプレが楽しみになる!?

そんなボリューム満点の対談をお楽しみください♡

コスプレイヤーNOZOMUさん コスプレメイクに関するよもやま話

―――コスプレをし始めたきっかけは何かありましたか?

NOZOMUさん「もともとコスプレ写真を見るのが好きで、専門学校の友人にコスプレをしている子がいたので、教えてー!って。そこから始まりですね。

学校の近くでコスプレの街イベントがあって、そこに参加したのが初コスでした。」


―――コスプレはいつ頃からはじめましたか?

NOZOMUさん「今から4年前くらいです。」


―――コスプレメイクを初めてやってみた頃はどんなメイクでしたか?

NOZOMUさん「めっちゃパンダメイク(笑)

初心者特有の、『とりあえず塗っとけ!』ってやつですよ(笑)

そもそもコスプレを始めよう!ってときまでメイクをしたことがなくて、何もわからないところからのスタートでした。

二重を作ったらなんとかなるでしょ!って話してたんですが、まず二重も作ったことないから当時はもう本当にやばかったです(笑)」


―――今のメイクができるようになるまで、どんな試行錯誤をしましたか?

NOZOMUさん「実は今まで、コスメイクに関しては壁っていう壁にぶつかったことがないんです。

いつも結構なんとかなっちゃうっていうか(笑)

ただ、今のメイクは朔夜さん飛沫さんっていうレイヤーさんのメイクを参考にさせていただいてて、真似して、それを自己流にアレンジしたらできるようになりました。

メイクが濃いと二次元っぽく見えやすいんですが、『ザ・コスプレ!』っていう濃いメイクは好き嫌いが分かれると思うんです。
だから、薄いメイクも勉強して、その中間のメイクを模索しました。

最近はよくいろんな方との併せにも呼んでいただけるようになって、相手によっては薄いメイクなのにしっかりキャラクターに見える方もいて。

自分のメイクをしつつ、相手との差があまりわからないように併せる相手によってメイクを変えています。
メイクが薄い人と併せるときは薄くして、同じくらい濃い人と併せるときは同じように濃くして…。

そういう工夫ができるようになるために、何度か試行錯誤しました。」


―――コスプレメイクをする時に困ったことやつまづいたことはありますか?

NOZOMUさん「できなくて迷ったり困ったり…ってことも過去にはほとんどなかったです。

でも、自分がやる予定のキャラが決まったら、とにかく色んな人のキャラクターのコス写真を見ます。
それこそ、お顔立ちが綺麗な方から超初心者の方まで。

もちろんその人それぞれの顔立ちやメイク技術は違うんですけど、捉えているキャラクターの特徴は同じなんですよね。

たれ目キャラはアイラインを下げてる、つり目キャラはテーピングで吊ってアイラインも跳ね上げてるとか。 この位置にほくろを描いてるな、とか。

そういう共通した部分を参考にして、『やっぱりこのキャラはこうだよね』とその都度確認しています。」


―――これは特に練習した!という行程は他にありますか?

NOZOMUさん「コスプレする頻度が多いので、日々練習です!(笑)」


―――コスプレメイクにおすすめのコスメを教えてください。

NOZOMUさん「雑貨屋さんで買ったPRMのメイクパレットです。
ポイントカラーやハイライトを入れる時に便利で重宝しています。

それ以外は特にこだわりはないかな…。
アイシャドウとかはいいところの高いもの使わなくてもぜんぜん大丈夫だと思います。
安くても発色いいシャドウは多いし。

あっ! でも、下地やファンデはいいところのやつ使ったほうが良いです!

私すごく敏感肌で、花粉や乾燥ですぐに肌が荒れちゃうんです。ひどいときは雨でも荒れることもあって…。
だから、ベースメイクには気を使いますね。

というか私、もともと超普通肌だったんですよ。
肌悩みも肌荒れもなくて、お風呂で洗顔したあと化粧水だけ適当につけるだけで全然大丈夫みたいな。

でも、ある日突然超敏感肌になっちゃって…。
何がダメだったのかわかんないんですけど、なにか肌に合わないものを使ったのかも。
それプラス、普段から適当なアイテム使って適当にスキンケアしたのが全部一気にきたのかな…(笑)

だから、ベースメイクはちゃんとしたもの使って、お手入れはしっかりしたほうが良いです!」


―――コスプレの時、絶対これは外せない!というアイテムはありますか?

NOZOMUさんカラコン!(笑)

カラコン忘れたらもうコスプレせずに帰ります(笑)

1回忘れちゃった時、更衣室で前に座ってた知らない人に借りたこともあります…。

もう最近では忘れても代用できるようにいつでも持ち歩くようにしてます(笑)」


―――キャラごとに変化を持たせられるよう意識しているところはありますか?

NOZOMUさん二重を作るか作らないか、つけまをつけるかつけないか、ダブルラインの太さはどうするか?あたりはキャラごとに差が出るように意識しています。

私のメイクの場合、二重を作らずにダブルラインを描くメイクのほうが人外っぽく濃くなるんですよね。

だから、そのキャラクターが人間だったら二重を作る、とか。
人外キャラだとガチガチにメイクしちゃいますね。

でも、鶴丸(刀剣乱舞)とか一期(刀剣乱舞)みたいに目が大きくて比較的顔が可愛いなってキャラは二重にしてます。

キャラクターのイラストと雰囲気、自分のイメージで決めています。」


―――キャラクターごとに使うコスメや道具は変えていますか?

NOZOMUさん「使うアイテムは基本的に変えませんが、濃さや組み合わせは変えています。

つけまはキャラごとに全然違いますね。

つけまだけですっごい数あるんですよ!(笑)」


―――コスサミや夏コミなど、暑い環境でコスプレをすることも多いと思いますが、化粧崩れ対策は何かしていますか?

NOZOMUさん「ベースメイクが終わったあとに、化粧水→パウダー→化粧水→パウダー…って重ねて崩れないように固めます。

あとはよく併せをしてる友だちに教えてもらった三善の舞台用ファンデーションを使いますね。

油っぽいファンデとか、水に溶かして使うファンデとか。
舞台用ってだけあって、崩れにくいです。」


―――普段、質問箱などでもメイクについて質問されることが多いと思いますが、何について聞かれることが1番多いですか?

NOZOMUさん「ダブルラインの引き方がとにかく多いです(笑)
あとは使ってるコスメ教えてください~とかかな。

今回下地美人さんでコスメ紹介してってお話いただいて、今まで使ってるコスメ並べたことなかったのでラッキー!って思いました(笑)
今後聞かれたらこの記事見て!って言おうって…(笑)

ダブルラインについては、この間同じようなメイクをしている友達とも話していたんですけど。

みんなダブルラインを引くことを怖がり過ぎだよね、って。

ダブルラインって、自分の目の形とか大きさを一切無視するので、メイクっていうかもうお絵描きの感覚なんですよね。

でも、ダブルラインを引いたことがない人って、自分の顔をキャンバスにして『線を描く』ってことに慣れてないから、怖気づいてるだけだと思うんです。

『どうやったらいいかわからないんです…』って言う前に、まず引いてみよ!!って(笑)

ダブルラインを引いたことがない人は、『何がわからないかがわからない』んですよね。
だから聞かれても、何を答えればいいのか私もわからないことが多くて。

1回思い切ってダブルラインを引いてみて、それでもなにか違うな、わかんないなって思ったら、『何がわからないのか』『どの部分でつまづいたのか』がわかるはずなんです。

引いてみて、それでも分からなかったら聞いてくれたら、具体的にお答えできるかなって思います。」


―――おすすめのカラコンを教えてください。

NOZOMUさん「キャラによってめちゃくちゃカラコン変えてるので、ブランドで絶対これ!っていうのはないんですけど(笑)

紫だけで6種類とかあるんですよ(笑)

発色がいいのはエティアですね。
赤や青は発色しにくい色なんですけど、エティアはしっかり色を出してくれます。
人外系のキャラクターでガッツリ発色させたいときはエティアを使います。

外ロケとか、雰囲気重視の撮影ではアシストのシャイニーエッジHANABIを使うことが多いです。

HANABIは黄色の発色が綺麗なので、黄色でしっかり色を出したいときはHANABIにします。」


―――NOZOMUさんはポージングに関するツイートもされていることがありますが、ポージングはどこで学びましたか?

NOZOMUさん「ポージングについては、特に勉強したってわけではないんです。
でも、コスした当日しっかりポージングできるように衣装着て鏡の前で練習してますね。

自分の中で『こういうポージングが良い!』って思い浮かべられる場合は、撮影のときもしっかりそういうポージングが作れるんです。 イメージが湧いてるポージングは決まりやすいし、カメラマンさんにも伝えやすいです。

あとはデータを見返して、『次はこうすれば良いんだ!』と自分で気付いて、次に活かす…を繰り返しています。」


―――今後やってみたいキャラクターはいますか?

NOZOMUさんNOZOMUには絶対できないよ!』と思われてるキャラをやりたいです!

『そんなキャラもできるんですか!すごい!』って思われたいですね(笑)
似合うか似合わないかじゃなくて、やりたいかやりたくないかを重視したいです。

私は好きなキャラと同じ衣装が着たいんです、もうほんとうに原動力はそれだけ。
だから『うそだー!』って思われるキャラも挑戦していきたいですね。

実はショタ系のキャラが苦手なんですが、そんな勢いでシエル(黒執事)もやっちゃいましたし。
案外できるやん!って(笑)

シエルはすごいメイク楽しかったですね…。
この時、イベントだし!って半分しかアイメイクしなかったんですけど!(笑)

今までやったことがなかったジャンルのコスプレをすると、イベントとかで『その作品も知ってたんですか!』って声かけていただけて、話の輪が広がっていくのが楽しくて好きなんです。

同じキャラをこだわって撮影するのももちろん好きなので今後もやっていきますが、幅広くいろんなジャンルのコスプレをしたいです。

今年はアイドルとNARUTOをやる!って決めてたんですよ。

愛染健十(B-PROJECT)をアイドル枠でやったので、2019年の後半は忍者やります!」

NOZOMUさんこだわりのコスメイクを実演!

下地美人スタッフとーる(以下とーる):それでは、NOZOMUさんに実際にメイクをしていただきます!よろしくおねがいします!

NOZOMUさん:よろしくお願いします!

とーる:すっぴんから完成まで撮影させていただけるとのことですが…、本当に大丈夫ですか!?(笑)

NOZOMUさん:全然大丈夫です(笑) もうすっぴん晒してますしね!

とーる:ありがとうございます…!(笑)

本日は男装と女装、両方実演していただこうと思います!

男装は「刀剣乱舞」の髭切、女装は「ライトニングリターンズ ファイナルファンタジーⅩⅢ」のライトニングを披露していただきます。


NOZOMUさんのコスメイクアイテム

ダブルラインで人外っぽさを演出!NOZOMUさんの男装メイク術!

とーる:まずは男装、髭切さんからお願いします。

…ベースメイクアイテム、結構お持ちみたいですが、ベースメイクはかなり作り込むんでしょうか?

NOZOMUさん:そうですね、ベースメイクはしっかり重ねます。

dプロ アレルバリア

レブロン リキッドファンデ

エアリー マスカレードファンデ

タイムシークレット ミネラルプレストパウダー

この順で重ねていきます。

dプロのアレルバリアは、敏感肌で肌が弱いので…、下地として使っています。

レブロンのリキッドファンデは、カバー力が神!

とーる:レブロンすごい評判いいですよね!

NOZOMUさん:レブロンのリキッドファンデは乾燥肌用、普通肌用~…って分かれてるんですが、私は普通肌用のやつだったかな。それを使っています。

エアリーのマスカレードファンデなんですが、これはホワイトとブルーを買ってて、キャラクターによって使い分けています。

ブルーと言いつつ色自体はピンクなので、血色を出したいときはブルー、肌が白いキャラはホワイトだけ、とか。
中間を取りたいときはホワイトとブルーを混ぜて色を作って使っています。

とーる:混ぜるんですね!?

NOZOMUさん:混ぜます。結構よく混ぜて使いますよ!

マスカレードファンデは一気に肌の色を明るくできるので愛用しています。

これは私の持論なんですけど、やっぱりコスプレのときは肌が白いほうが写真写りが良いし、二次元っぽく見えるんですよ。

もちろん褐色キャラはまた話が違うんですが、そうじゃない、普通の肌の色や色白のキャラ。

でも、コスプレ初心者さんとかを見てると、普段使い用のファンデだけでベースメイクをしてるから、肌が黄色く見えたり、黒く見えたりしちゃってるんですよね。
すごいもったいないなーって。

コントロールカラーとかを使えば自然にトーンアップできるし、チャレンジしてみても良いんじゃないかなと思います。

私、専門学校に進学するまではスポーツしかしていなくて、すっごい肌が黒かったんですよ。
その頃は無印良品のブルーのコントロールカラーで肌の色を明るくしていました。

無印って安いのに余計な成分が入ってないから、肌に優しいんですよね。
今は日焼けが落ち着いてきたし、現状のアイテムで事足りてるので無印は使ってないんですけど。

肌が黒くて悩んでいる人がいたらおすすめしたいです。

とーる:無印は確かに、低価格で肌にも優しいアイテムが多いですよね。

肌の色か…。ファンデーションと言えば自分の肌に合わせて買いがちですけど…。

NOZOMUさん:コスプレは、自分の肌の色はこうだから…っていうのを超えてみてもいいと思います。


↑ベースメイクだけ塗った状態がこちら!

とーる:この段階で、唇にもファンデーションを伸ばしてしまうんですね。

NOZOMUさん:はい(笑) 割と豪快ですが…。

とーる:コンシーラーは使われないんですか?

NOZOMUさん:コンシーラーは基本使わないですね。

私あまりクマとか気になるタイプじゃないし、下地からファンデまですっごい厚塗りなので、ベースメイクでほぼ隠れます(笑)


つけまつげを先につけると実は合理的なメイクができる!?

NOZOMUさん:ベースメイクができたら、CANMAKEのパーフェクトマルチアイズ(03)をアイシャドウベースとして使います。

①をアイホールに、②をアイホールの真ん中から目尻側に塗ります。

で、次はつけまつげ

とーる:あれ!? 早くないですか!?(笑)

NOZOMUさん:いや、ちゃんと理由があるんですって!(笑)

私って重たい一重なんですよ。 まぶたが重いので目尻のキワに重なっちゃってて、見えないんですよね、キワが。

自分の目のキワに合わせてアイライナーを跳ね上げたりしても結局重なっちゃってわかんなくなっちゃうんです。

だから、つけまつげで目のキワを作ります。

しっかりアイライン引いてもつけまで隠れちゃうし、つけまつけてからライン引いたほうがアイライナーの節約にもなるし(笑)

とーる:うわ、めっちゃ今なるほど…って思いました…。

言われてみればその通り過ぎる…。

NOZOMUさん:ちなみにこれは髭切だけじゃなくて他のキャラのときもやるんですけど、私よくつけまを2枚重ねて使うんですよ。

とーる:え! そうなんですか!?

NOZOMUさん:そうそう、こんな感じで…。

とーる:本当だ……。

NOZOMUさん:こうするとまつげのボリュームが増えるので目元がはっきりします。

よく見るとずらしてくっつけてあるんですけど、これはつけまつげ自体の長さを伸ばすためですね。

目尻までしっかりまつ毛がほしいんですけど、普通のつけまだと長さが足りないので、ずらして伸ばしています。

こうすると、アイラインが引いてある箇所とつけまつげの毛の流れがピッタリ重なるんです。

どちらかだけが長い、どちらかが足りないって状態だと、「アイライン引いてます!」「つけまつけてます!」って見た目になっちゃうので。

横を向いたときも正面から見てもアイメイクがかなり自然に仕上がります。


↑アイシャドウベースとつけまつげのみの状態


↑アイライナーを追加


↑横から見た状態。目尻の流れが自然!

NOZOMUさんのつけまつげ語り


NOZOMUさん:そう言えば結構、二重の人ってつけまつけるのが苦手だ~っておっしゃってる方多いんですよね。


とーる:そうですね(二重だしつけま苦手)。


NOZOMUさん:それ、個人的には「二重の人は目のキワが見えてるから」だと思うんです。


私みたいな一重の人はそもそも目のキワが見えてないんで、自分が作りたい目の形に好きにつけまをつけられるんですよ。


でも、二重の人は自分が思った形につけまをつけようとすると、目のキワが見えてるのに無視してつけなきゃいけないわけじゃないですか。


だから浮いてるように見えちゃって、違和感を感じるんです。


とーる:なるほど……、確かに言われてみれば…。


NOZOMUさん:周りの二重の子がそういうのが多いってだけかもですけど、二重の人ってまつ毛が長くて多い人が多いイメージがあって。


もうね、一重の私からすると、二重ってだけで奇跡なんです!(笑)


だから、あんまりバッサバサのつけまつけなくても大丈夫だと思うんですよね。


特に、バッサバサつけまってまつ毛がついてる芯の部分が黒い事が多いんです。


芯が黒いとつけまのラインがハッキリ見えちゃうので、余計に違和感を感じる。


なので、二重の人は芯が透明のつけまつげを使うのがおすすめです。


この「ripiれる」っていうやつ!これほんっとおすすめ!二重の人!!
ボリュームが欲しいときはバッサバサのつけま1枚つけるより、ripiれるを2枚重ねてつけたほうが自然になりますよ。


いっつも二重のフォロワーにおすすめして回ってるつけまです(笑)
2枚重ねちゃえばしっかりボリューム出るし、自然に仕上がるし。 マジで買って(笑)


とーる:メッチャ良いこと聞いた~…! でももっと早く聞きたかった! 昨日つけま買っちゃいましたよ!!(笑)


NOZOMUさん:次はぜひ(笑)

とーる:アイラインは軽く跳ね上げる感じでしょうか。

NOZOMUさん:そうですね、髭切は猫目なので、猫っぽさをイメージしてメイクしていきます。

同じ源氏の膝丸(刀剣乱舞)は蛇のイメージ。
源氏兄弟は使うアイテムやシャドウの色がほとんど同じなんですが、膝丸は目元をテーピングで釣り上げるとか、ちょっとしたところで違いをもたせています。

アイライナーは基本的にブラウンで。

ブラックははっきりとしすぎて、顔の中で目元だけ浮いてしまうのでブラウンしか使いません。

アイライナーが終わったら、③あたりのブラウン、オレンジのシャドウを目の真ん中辺りから目尻のアイホール、目の下に塗っていきます。

男装は目元をキラキラさせたくないので、アイシャドウの色も基本はブラウンとオレンジしか使いません。
ラメ入りのも使わないようにしていますね。

アンダーラインもブラウンのアイライナーで引いていきます。
髭切は猫目なので目尻が上がるようなイメージで、自分が作りたい目の形になるように元の目のサイズよりオーバーめに引いていきます。

で、アンダーラインは黒シャドウでぼかす。

とーる:それはなぜでしょう?

NOZOMUさん:ラインだけだと、目元がパッキとしてしまうからです。

これは完全に好みなんですが、私、丸みのある絵柄が好きなんですよね。
だから、アンダーラインをシャドウでぼかして雰囲気が柔らかくなればいいなって。

このタイミングで、切開ラインも引きます。


↑アイシャドウとアンダーライン+ぼかしシャドウ、切開ライン


↑目頭に赤シャドウを追加

NOZOMUさん:切開ラインを引いて目が広がったところで、粘膜あたりに赤いシャドウを入れます。

こうすると一気に人外感が出るので、人外キャラに限りますが(笑)


大注目のダブルライン!引き方を教えてもらいました!

とーる:質問箱などでもよく聞かれるというダブルライン、実際にお願いします!

NOZOMUさん:はい(笑)

とはいえ今でもよく、何回も失敗して書き直すんですよ(笑)
特にシラノ刀(髭切、膝丸、鶯丸)はダブルラインの形が独特で、目も大きいので、いつも試行錯誤しながら書いてます。

まずは薄めのブラウンのアイシャドウで大体この辺、っていう形に色を付けていきます。
その上から、もう少しはっきり色の出るアイブロウでさらに下書き。

そして最後にブラウンのアイライナーで本番の線を引いていきます。


↑ダブルラインを追加。髭切独特の形をイメージ。

とーる:おっしゃっていたとおり、もうご自分の目の形やサイズは完全無視ですね。

NOZOMUさん:無視です!

キャラクターのイラストと、自分の「こうなりたい」というイメージを元に書いていきます。

とーる:すご~い…。確かにここまで思い切って書く、となるとかなり勇気がいりそうです。 どう試していいか分からなくてNOZOMUさんに聞きたくなる気持ち、分かるかも…(笑)

NOZOMUさん:慣れればためらいもなくなるので、慣れるまで頑張ってほしい!(笑)

ダブルラインが引けたら、ダブルラインの上をアイシャドウでぼかして、ダブルラインの内側にはハイライトを入れます。

とーる:ぼかすのは上だけですか?

NOZOMUさん:はい。

ドールってわかりますか?
お人形さんにメイクして可愛くするあれ。

ドールにやってあるメイクを見るとよく分かるんですけど、二重の上だけアイシャドウが入っていて、内側はハイライトになってるんです。

ドールメイクは人外っぽさや外国人っぽさがすごく忠実に表現されているので、コスメイクにも取り入れやすい上にとてもわかり易いんですよ。

まさか!と思うかもしれませんが、1度ドールメイクも見てみると良いと思います。
本当に参考になるので!

NOZOMUさん:ダブルラインが終わったら、涙袋を書いていきます。

涙袋の書き方って人によって違うと思いますが、私はアイシャドウで、影になる部分に線を作ります。

とーる:アイシャドウブラシを立てて線を書くって感じですね。

NOZOMUさん:そうです。そして、高く見せたいところにハイライト。


↑涙袋とハイライトを追加


下つけまは立ててつけると◎!

涙袋が終わったら、下つけまをつけていきます。

下つけまも慣れてない人はうまくつけられない事が多いと思うんですが、個人的なポイントは「ベタっとつけないこと」。

とーる:ベタっと、とは?

NOZOMUさん:好みもあると思いますが、つけまの毛の部分をベタっとはりつけちゃうくらいの勢いでつけるより、つけまを立ててつけたほうが自然に見えるんです。

毛の長さが足りないなと感じる場合は、マスカラで伸ばすと良いですよ! これも自然に仕上げることができます。

目を大きく見せるために目尻の方はオーバー気味にしますが、目頭の方は自分の目のラインにピッタリ沿うようにすると良いです。


↑下つけまを追加。正面から見てもかなり自然な目元に!

とーる:この付け方だと、下つけまもかなり自然ですね。

シェーディングは今まで使った色を意識する

NOZOMUさん:ダブルラインとシャドウを整えたら、眉毛を書いていきます。

アイブロウはリキッドで大体の場所を決めて、パウダーのアイブロウで書いていきます。

とーる:眉毛の位置は自分の眉毛とほぼ同じ場所ですね。

NOZOMUさん:そうですね。
髭切の場合はダブルラインで目の高さが伸びてるので、自分の眉毛の位置でちょうどいいくらいです。

そして、シェーディング。

とーる:シェーディングは眉毛を書くのに使ったアイブロウを使うんですね。

NOZOMUさん:そうですね。

アイブロウと、アイメイクするときに使ったアイシャドウを使います。

アイメイクと同じ色を使ったほうが、メイク全体にまとまりが出るんです。

時々、シェーディングだけやけに濃い方とかいると思うんですけど、濃くしすぎると不自然になってしまうので。

濃くしすぎず、自然な色味でぼかして色を入れたほうが良いですね。

とーる:なるほど!

NOZOMUさんの場合は、眉間から鼻筋、そして下唇の下にも入れるんですね?

NOZOMUさん:はい。

下唇の下は好みなので、私はここに入れるのが好きで入れてます。
でも、ほんとにかる~くです!(笑)
わざわざブラシにシャドウを付けなおしたりせずに、ブラシに残って多分くらいの色味で。

ハイライトはアイシャドウパレットにあるホワイトのシャドウと、セザンヌのハイライトを使います。 セザンヌのハイライトはすごく光って見えるので、控えめにしたいところはパール感のないアイシャドウを使います。

リップメイクにもシャドウをプラス!

NOZOMUさん:唇にも形を整えるためにシャドウを入れます。

上唇のくぼみ、口角、下唇の真ん中下部ですね。

唇にシャドウトリップを追加。

これもさっきシェーディングで使ったアイブロウで入れていきます。
ここも他の箇所のメイクと色味を揃えるためですね。

唇の内側の方は、エチュードハウスのミニリップ。リップブラシで軽く色を付けます。


髭切メイク完成!

とーる:もうこの段階で学ぶことが多すぎて破裂しそうです。NOZOMUさん、本当にすごい(笑)

NOZOMUさん:ありがとうございます!(笑)

メイクで外国人顔にするには!?NOZOMUさんの女装メイク術!

とーる:では引き続いて、ライトニングのメイクをお願いします!

NOZOMUさん:ライトニングはダブルラインを引かずに二重を作るキャラです。

目元をテーピングで吊って目の形を変えたら、すぐにつけまをつけます(笑)

つけまをつけると二重ができるタイプの人いるじゃないですか。
私がまさにそのタイプで、できる時とできない時があるんですけど…。

つけまをつけて、二重ができなかったら二重を作ります。

とーる:今日はどうでしょう(笑)

NOZOMUさん:今日ダメです!(笑)

DUPの両面タイプのテープ、つけまのり、ありとあらゆるものを使って二重を作ります!(笑)


↑つけまつげをつけて、二重を錬成。

とーる:もうこの段階で髭切と全然違いますね!すごい…。

このつけまも髭切と同じように重ねて使っているんでしょうか?

NOZOMUさん:ありがとうございます(笑)

つけまはこれも2つ重ねています。


↑よく見るとつけまの中央部分が重なっている。

2つのつけまの端と端を重ねて、つけま自体の長さを伸ばしている感じですね。

よく見ると、2つのつけまが重なっている部分がちょうど目の1番高いところにくるようになってるのわかりますか?

とーる:はい。ほんとだ。

NOZOMUさん:こうすると、目を開けたときに目の1番高いところが強調されて見えるので、目が大きく見えるんです。

ライトニングの場合はキリっとしたキャラですが女性なので、目を大きく見せるためにこういう工夫をしています。

とーる:なるほどー!

ただつけまを2枚重ねる、と言っても髭切とは全然重ね方が違いますね。


外国人っぽく見えるアイシャドウはこう塗る!

NOZOMUさん:アイシャドウベースは髭切と同じです。

同じCANMAKEのアイシャドウの④の色を、筆を平らにして目尻から目の下あたりまで、アイライナーっぽい形を意識して色を入れます。

⑤の色を、目尻あたりの二重幅に沿って塗ります。
二重幅を強調させるための色です。

ライトニングは目の下のアイラインを引かないので、JILLSTUARTのアイシャドウの⑥の色をアンダーライン代わりに。

ブラシでアイラインっぽく、細く色を付けます。


↑アイシャドウを追加

とーる:アイメイクが濃いようには見えませんが、はっきりした顔立ちに見えるようになりましたね。

NOZOMUさん:人外キャラではないので、濃くしすぎるのは避けたいと思ってて。

ライトニングは顔が強いので勘違いされがちなんですが、実はタレ目なんですよね。

だから、アイラインは目尻にだけ、下げ気味で引きます。

下つけまはドーリーウィンクの21番。
これも髭切とは違う形のつけまです。

このつけまはわざとらしくないというか、自然な見た目に仕上がるつけまなのでおすすめです。


↑下つけまを追加

切開ラインは、鋭めに書いた髭切とは違い、ちょっと丸めに。
自分の目頭と切開ラインの間に少し空間ができるように書きます。
そして、わざと開けたこの空間に、すごい細かい作業ですが赤シャドウを入れる(笑)

とーる:めっちゃ細かい!(笑)

NOZOMUさん:(笑)

涙袋は、髭切と同じ書き方です。アイシャドウで影をつけます。

そして、ここが結構ポイントなんですが、JILLSTUARTのシャドウ⑦の色を、目を囲うようにかなりオーバーに塗ります。

この超オーバーなアイシャドウのおかげで、かなり外国人っぽさが出るんです。 堀の深さというか、そういうのを作れるので。

切開ラインで伸ばした目頭の方まで二重幅の影をつけたいので、さっき作った二重から目頭の方にアイシャドウで軽く線を伸ばすイメージで線を引きます。


↑涙袋、仕上げのオーバーなアイシャドウを追加。一気に外人っぽいお顔立ちに!

とーる:おお。最後のシャドウ入れたことで一気に印象が変わった感じがします。

NOZOMUさん:ここまでくるとかなり顔が外国人に近付きます!(笑)


アイブロウは女優さんを参考に書く

NOZOUさん:眉毛の形は、かなり釣り上げて眉尻を下げています。


↑釣り上げて眉尻のみ下げる外国人女性っぽい眉の形

実はミラ・ジョボビッチっていう海外の女優さんがいるんですが、ライトニングに顔が似てる!って言われることが多くて。

なので、ミラ・ジョボビッチの眉毛の形を参考にしました。
海外の女性の眉毛はだいたいこの「釣り上がって眉尻が下がる」形なんです。

FFはグラフィックがリアルなので、現実の人の顔を見たほうが参考にできる部分が多いんですよね。

とーる:確かに、言われてみると海外の方ってこの形ですね!


女性キャラのシェーディングはチークを使う!

NOZOMUさん:アイブロウが終わったらシェーディングです。

女性キャラの場合は、男性キャラと違いチークをシェーディング代わりに使います。

とーる:チークですか?

NOZOMUさん:はい。

ブラウンのシェーディングやアイブロウじゃなく、オレンジやピンクのチークを使ったほうが色が明るいので顔が華やかになります。

顔がきつくならないので、女性らしさが出るんですよ。
ライトニングみたいなかっこいいキャラでも、やっぱり女性特有の柔らかい雰囲気が大切だと思うんです。

だから、私の場合はオレンジのチークをシェーディング代わりに使います。
普通のシェーディングを使うとしても、オレンジのチークと混ぜて使ったほうが良いですね。

明るすぎるピンクだと影っぽくはならないので、ある程度暗めのオレンジやピンクが良いと思います。

ブラウンを使いたい場合は、ブラウンのチークが良いかな。


↑オレンジチークで鼻筋にシェーディングを追加。

とーる:オレンジチークでシェーディングってどうなの…?と思いつつお話聞いてたんですが、仕上がった状態を見るとぜんっぜん違和感がないですね。

むしろ、おっしゃったとおり髭切とは全く違った華やかさがあるというか。
これは是非取り入れたい!って女性キャラレイヤーさんたくさんいる気がします。

NOZOMU:ぜひ取り入れてほしい(笑)

同じオレンジのチークで頬の高いところに色を乗せて。これはちゃんとチークの役割です(笑)

私は面長なので、顎の下にも同じチークでシェーディングを入れます。

顔の横とかにシェーディング入れてる方も多いですが、面長な人は入れないほうが良いかなと思います。 なので私は顎だけですね。


↑顎、唇の下にも軽くシェーディングを追加。


ライトニングメイク完成!

NOZOMUさん:最後は髭切と同じように唇にシャドウを入れて、イッツスキンのライフカラーリップバイブで色を付けます。

これでライトニングは完成です!

とーる:お疲れ様です!全然違う!(笑)

完成したメイクを比較してみた!

とーる:到るところに小技とこだわりがあって、めちゃくちゃメモっちゃいました…(笑)

NOZOMUさん:すごいたくさん練習してるわけではないんですけど、もともとコスプレイヤーさんの写真を見るのが好きで。コスプレ専用の雑誌とかあるじゃないですか。
そういう雑誌も結構好きで今でも読んでるんです。

とーる:結構ありますよね、コスプレの雑誌!

NOZOMUさん:ああいうコスプレの雑誌って、メイク術とか載ってるんですよ。

でもだいたいみんな、「雑誌で紹介されてる人は元の顔が良いから~…」って読まないことが多い。

いや、わかる!(笑)
確かにね、雑誌に載ってる人は元の顔が良いんですよ。
目がもともと大きかったり二重だったり、私みたいなのが…って思っちゃう気持ちもわかります。

でも、顔の造りを差し引いても、雑誌で紹介されてるメイク術ってすっごい使えるんです。 シャドウの塗り方とかシェーディングの入れ方とか、めちゃくちゃ参考になる。上手いんですよね、やっぱり。

そういうメイク術は顔の作り関係なく参考にできるので、マジでみんな読むべきですよ!
1回読むだけでメイクかなり変わります。

できないことは知らないだけで、知ってたら誰だってできるんです。
そんな難しいことじゃないんですから。

例えばこの、私のテーピング。
先っぽを丸く切ってるんですが、こうすると取れにくくなるんですよ。
これも雑誌で読んで取り入れたものです!(笑)

メイクに関する情報は貪欲に調べる!知ることでコスプレを楽しもう!

とーる:本日はNOZOMUさんに、コスメイクについて長時間じっくりお話を伺いました!

ありがとうございました!

NOZOMUさん:今まで色んな人にメイクの仕方とか聞かれてたんですけど、どうしても説明がしにくくてできなかったことも多くて、今回洗いざらい全て話したので(笑)

誰かのお役に立つと幸いです!

とーる:では最後に、コスプレ初心者さんや、コスメイクについて悩んでいる方にアドバイスをお願いします。

NOZOMUさん:コスメイクって、何からやったら良いかわからないっていう漠然とした不安があると思います。

でも、まずは買ってみて、やってみることが大事! 試してみてわからないことがあったら、誰かに聞くことでもっと成長できると思います。

今はプチプラでも使えるコスメがたくさんあるので、練習してみると良いかな。

あ、でもベースメイクはマジでいいやつ使って!マジで!(笑)

私みたいに突然肌がぼろぼろになっちゃう…なんてことも普通にありえるから、スキンケアも疎かにせず!若いからってサボらない!(笑)

1番最初にも言いましたが、やっぱり肌はワントーン明るくなるように作ることをおすすめします。

カメラさんがどれだけ頑張っても顔だけ暗くなっちゃうともったいないので。

アイメイクについては、アイラインに頼るんじゃなくてアイシャドウを勉強することが大事!
雑誌でもネットでも、もちろんこの記事でもいいので(笑)
シャドウの使い方を勉強すると格段にメイクが上手に見えます。

ダブルラインを引きたい人は、YouTubeとかで外人さんのメイク動画を見ると良いかも。
外人さんの二重は堀が深くてぱっちりしてるので、シャドウの入れ方、色の置き方など「なるほど!」ってなることが多いですよ。

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