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【下地美人×宮永えいとさん】メンズメイク対談


下地美人がメイクジャンルで話題の方を対象に、アレコレ聞いちゃう人気の対談企画。

今回は下地美人史上初!男性ゲストをお招きし、対談を開催しました。

今回のゲストは、原宿のブランドサロンで店長の経験を経て、現在美容師以外にも動画制作、Youtuberとマルチに活躍されている宮永えいとさん。

そんな宮永さんがYoutubeを中心に発信されているのが「大人メンズメイク」というジャンル。

今回、下地美人の対談のきっかけとなった宮永さんのツイートがこちら。

対談を進めていくと、私たちが想像していたメンズメイクとは違った新しい視点が…!

下地美人スタッフも美容に対する意識が変わった、そんな宮永さんとメンズメイクの魅力をたっぷりお伝えしていきます♡

そして今回は、下地美人の男性スタッフをモデルに、なんと宮永さんに実際にメイクをしてもらっちゃいました…!

その様子は、記事内の動画でお届けします♡

宮永えいとさんってどんな人?魅力に迫る

―――まずは宮永さんの経歴をお伺いしてもよろしいでしょうか?

元々は、19歳のときからいわゆる原宿のブランドサロンっていうところで美容師をやってました。25歳で店長になって、27歳くらいまで突っ走ってやってたんですけど、ふと美容師だけでやってくのに物足りなさを感じて。

っていうのも、僕、お客さんの8割くらいがメンズなんです。

最初僕が23歳くらいのときにデビューして、そのときは20歳くらいのメンズのお客さんが多かったんですけど、僕が今年29歳になって6年経って、皆も大人になってきてるんですよね。

そうなると、皆大体25~26歳くらいなので、仕事に熱くなってきてる年代なんですよ。

月1回くらい髪の毛を切りに来てくれて、1時間くらいしっかり話すんですけど、そのときに大体仕事の話とか、将来の夢の話とか、男っぽい話をする訳です。

そうなったときに、自分が髪を切るだけ、相手は髪の毛を切られるだけで、今後20~30年付き合ってくのってもったいなって。髪を切るだけじゃなくて、もっと「お役立ちカード」みたいな感じで自分のカードを増やしたかったっていうか。

髪の毛を切る以外の行動をしようと思って、去年独立してフリーランスになって、今はベンチャー企業数社に週1日ずつ出勤して、企画とかPRのクリエイティブにも関わっています。

あとは、YouTubeでメンズメイクの発信ですね。今流行りのものとか、今後来そうなものとかいろいろ加味しながら作ってます。


宮永えいとさんとメンズメイク

―――メンズメイクを始めたきっかけは?いつ頃から始めましたか?

丁度1年前くらいです。FIVEISMさんがメンズコスメをリリースをしたタイミングで「これは…!」と思ったんです。

僕も美容師をやっていた関係で、日常的にメイクはやってたんですけど、女の子のモデルさんがメインだったんですよね。

その時メンズの撮影協力とかもいっぱいしてたんですけど、当時は男性にメイクってしないんですよ、ほとんど。

そんなときにメンズコスメが大体的に打ち出され始めて、FIVEISMのビジュアルがめちゃくちゃ格好良かったので、試しにファンデーションを1本買ってみたんです。

その時、なんか自分の中で「これいけるな」みたいな感覚があって、とりあえず自分で塗ってるところを撮影してインスタにアップしてみたんです。

▲その動画がこちら。ちょうど1年前の宮永さん。

この動画を投稿したら、自分が思っているよりも結構伸びたんです。
それで、意外とメンズメイクって伸びんのかもしんないなっていう、ちょっとした感覚みたいなものがあって。

まず、メンズメイクをしてる人ってどんな人なんだろうと思ってHow toとか商品を調べたんですけど、出てくるのがいわゆる若い男の子がメイクをしてるっていうコンテンツがほとんどで。

それって目的が女の子のメイクと一緒で、悩みを隠すと言うよりは「美しく、きれいに見せたい」といういわゆる『メイクアップ』だったんですよね。

年齢を重ねて、昔より毛穴が広がってきたり、たるんできたり、クマが出てきたりとか、そういう男性の悩みを修正するコンテンツって1個も無いなと

だから、美容師としてメイクのHow toもわかっている僕がお手伝いをしてあげた方がいいなと思ってコンテンツを作り始めたっていうのが1年前でした。


―――メンズメイク始めたころの失敗談や上手くいかなかったことはありますか?

僕、元々がめちゃくちゃズボラで、全く興味無かったんです、この領域。何なら僕ボディソープで顔洗ってたので、1年前まで(笑)

ボディソープで顔を洗っている人間がクレンジングまでするって、2ステップくらいアップしないといけない訳じゃないですか。

そういう部分が最初は窮屈というか、今までと違うなっていう感覚でしたね。

ただ、今はどっちかというとメンズメイクのおかげで所作とかがきれいになったっていうか。

大人の男性って、自分への諦めがついていけばいくほど、電車で臭い、気持ち悪いって女子高生に言われるような大人になってきてしまうので、そういう身だしなみを常に気にするきっかけとしても、メンズメイクはすごくいい材料だなって思います。


―――もともとズボラだったところから、身だしなみを意識するまでに気持ちを持っていくのって大変じゃなかったですか?

大変でしたね。ただ「気にしてない」ことと「気にする」ことのハードルって意外と低くて

自分はもともと気にしてなかったんで、そもそも何がどう悪いかとか分からなかったんですけど、1冊本を読むだけで「俺めっちゃ毛穴詰まってるな」とか「毛穴めっちゃ開いてるんだな」とか「クマって出てたんだ、俺」みたいな。そういう部分に気づくようになりました。

女の人より圧倒的に男の人の方が鏡見る回数とか、自分の顔をめちゃくちゃ気にする回数少ないので。

そこから「興味を持つ」っていうところって意外と1ステップ。

パッケージも格好いいし、中身の成分とかも実は女性より男性の方が数値気にしたりとか。「これ何でできてんの?」っていう視点になってくるんです。

そうなると、本当にカメラとかミニ四駆とか一緒のおもちゃなんですよね。一回入り込めば皆、沼です(笑)


―――宮永さんご自身の元々の肌の悩みや、メンズメイクを始める前に気にされてたことってありますか?

僕、6個上の兄貴がいるんですけど、僕が小学校4年生のときに「毛穴ごっそりパック」がめちゃくちゃ流行って。

当時、高校生だった兄貴の影響で大量に毛穴パックが家にあって、僕小学校4年生で毛穴も開いてないしツルンツルンの状態だったのにそれにハマってしまったんです。それのせいで毛穴が開きまくっちゃって。

今でも詰まり毛穴みたいなのが治らなくて、毛穴は今でも研究中です。

ただ、逆にいいコンテンツだなと思ってて、この詰まり毛穴。今いろんなものを試してやってるんですけど、なかなか取れないっていうのが悩みです。

宮永さんの普段のメイクを早速チェック!

―――今日持ってきていただいたメイクアイテムを見せてもらっても良いですか?

普段はもう少し小さいポーチに入れて持ち歩いてます。

ずらっと並んだメイクアイテムにスタッフも感動!男性向けのアイテムはパッケージもシンプルでおしゃれなものが多いです。ポーチは頂き物なんだとか!


―――宮永さんが普段使用されているメイクアイテムを見せていただいても良いですか?

下地、ファンデーション、コンシーラー、ローライト、髭と眉毛のマスカラ、リップクリームが普段使うものですね。

▲FIVEISMのファンデーション

▲左からFIVEISMのローライト、コンシーラー、ファンデーション


―――特にこれがおすすめ!なアイテムはあります?

ファンデーションとか皆知ってるアイテムだと思うんですけど、意外とこの前Twitterで反応良かったのは『ローライト』ですね。すごい陰影が付けられるんで。

男性特有の骨っぽさ、陰影を付けてあげた方がエロいんです。首筋フェチみたいな。僕も好きなんですけど(笑)
エラや首筋にかけてを強調してあげると、ちょっとセクシーになるっていうのは面白いかなと思います。


―――このマスカラは髭用ですか?

髭と眉毛用です。僕見てもらったら分かるんですけど、髭に金髪が入ってるんです。

結構、男性に多いんですよね。あと白髪とか。まばらに白髪が生えちゃってるから髭伸ばせないとか結構多かったりするんですが、これやると真っ黒になる。

あとは、髭が薄い人にもおすすめですね。女の子のマスカラみたいに線維がガッツリ入ってるものじゃないんで、地肌に付いても普通に髭の陰に見える。

あとは眉毛と睫毛用マスカラもあります。これはアイブロウ用で、色がついていないんです。


こうやると、毛流れを整えることができて、艶が出ます。

ワックスって考えてもらったらいいです。眉ワックスみたいな。

男性の眉毛って女性に比べてボサボサじゃないですか。ボサボサだと不潔に見えちゃう。

街角のサラリーマンとかにやったらめちゃくちゃきれいに見えるんですよ、これ。


―――実際にメイクをしていて効果が分かりやすいなって感じる場所ってあります?

僕の場合は、頬の毛穴の開き、Tゾーンのテカりかな。
それは結構、下地やパウダーを塗るだけで違います。

これはテカり防止っていうか、肌補正クリームなんです。

これだけは本当にテカり防止できます。ファンデーションみたいにカバーする訳じゃないんですけど、テカりを防止するアイテムです。


―――1回のメイクに普段どれくらい時間かけてらっしゃいますか?

めちゃくちゃ急いでるときは3分です(笑)スキンケアを合わせると、もちろんもう少しかかりますけど、純粋にメイクって考えると、最近はBBクリームと目の下にコンシーラーくらいですね(笑)

▲BBクリーム

女性の皆さんなら分かってくれると思うんですけど、もう何も塗らない状態で家出れなくなっちゃいましたね。

まさか自分もその状態に陥ると思わなかったですけど、寝不足とかストレスとか、逆にお客さんに心配させちゃうんじゃないかなって思うんです。

整えた状態の自分を分かってると、ちょっと元気に見えるじゃないですか。

僕は接客業ですし、チームの代表だったりするので、仕事をする上で、「疲れてますか?」とか、「昨日ちゃんと寝ましたか?」みたいな印象を与えたくないと思っていて。

だから、ベースメイクをしないと身だしなみが整わないなって思える状態になりました。

失礼のないようにしなくちゃいけない。マナーの一貫だなと。


―――ちなみにスキンケアは何を使われてますか?

普段は化粧水は、ハトムギ化粧水ですね。デカいやつをコットンにバシャバシャ出してコットンパックします。

あとはLABシリーズの乳液。エイジングケア用のを使ってます。

僕そんなに化粧水って個体差ないかなと思っていて。どっちかっていうと、遠慮なくたっぷり付けられた方がいいなっていう。

どうしてもIPSAとかだと、バシャバシャ使えないんで(笑)

だからクレンジングも無印です。shu uemuraとかも使ってたんですけど、肌に合わなかったですね。

女性ほどガッツリメイクしないので、クレンジングもそんなにガッツリなものじゃなくていいと思ってます。


――メンズメイクアイテムって1カ月でいくらくらいの金額かけてますか?

換算すると、沼にハマったら1、2万かかるのかな。

どっちかっていうとスキンケアにお金をかけて試してみたいです。LABの乳液とか意外と6,000~7,000円するんですよ。
このFIVEISMのファンデーションも5,000~6,000円します。

一方で、こういうBBクリームは2,500円とかで買えるから正直、最初はこれ1本でいいと思います。


―――メンズメイクアイテムって、普段どこで購入されてるんですか?

伊勢丹です。新宿の伊勢丹って、1階が大改装して、メンズコスメを展開してるんです。

1階入ってすぐのところに、メンズのコスメとスキンケアがダーッて並んでて。これ革命じゃないですか?(笑)

伊勢丹のメンズ館なので、イケてるおじ様とか経営者層の方とか、本当にいわゆる今までのメンズメイクって言われる領域の人たちより全然年上なんですよ。

僕より年上の人とかが溢れ返っていて、ここで買うって1個のステータスだなと思って、結構そこに行くことが多くなりました。
40代、50代のおじさまで、奥さんと一緒に選んでる人も結構いますよ。


―――こういうアイテムがあったらいいのになって思うメイク用品はありますか?

現状、アイテムは出揃ってきてるんですけど、僕としては言葉を変えたいんですよね。
男性が「ファンデーション塗ってる」って、なんとなくまだ恥ずかしいんで。

「メイク」っていう言葉も変えたいと思っています。
僕がやっていることはメイク「アップ」じゃないので、表現を変えたいなと。

たとえば「コンシーラー」じゃなくて「クマ消しクリーム」だったらおじさまも使いやすいんです。

「メイクアップスターターキット」じゃなくて、「営業マン身だしなみキット」だったら使いやすい訳です。

そういうところ変えたいなって思って、一応今作ろうと動いてます。

高校生のとき、ヘアワックス皆使い始めるじゃないですか。で、トイレでやっぱり起こるんです、「お前何のワックス使ってるの?」とか。「俺これ」とか。「これとこれ混ぜてる」とか。

あれって、本当にミニ四駆とかと同じ発想なんです。自分好みにカスタムする。他メーカーさんの混ぜられるはずのないワックスを混ぜたら良い感じに立ち上がったみたいな。

ただ、メンズメイクはその領域にまだ行けてないんです。

「これとこれを混ぜたら良い感じの色になるかも」とか「ファンデと補正クリームを混ぜっちゃったりしたっていいかも」みたいなことができるようになったらいいなって思います。


宮永えいとさんに実際にメイクをやってもらいました!

今回は宮永さんに、下地美人の男性スタッフをモデルに実際にメイクをやってもらいました!

今回のモデルは下地美人スタッフのIくん。毛穴や脂性肌によるテカリが悩みとのこと。

気になるメイクの様子は、早速動画をチェック!

メイク前後のビフォーアフターがこちら。

鼻周りのテカリや気になる毛穴やクマがなくなって、顔全体がワントーンアップしているのがわかります。

悩みは改善されているのに、メイクをしていると感じさせない、自然な仕上がりになっているのも見どころのひとつ。

これには下地美人スタッフ一同、感動してしまいました!

宮永えいとさんの今後の展望は?

―――宮永さんの今後の展望をお聞かせください!

メンズの営業マン向けとか身だしなみメイクみたいなコンテンツをしっかり作っていくと、きっと皆が興味を持つんですよ。

その気づきを与えたいので、まずはYoutubeで発信していきたいと思ってます。

別でオフイベントも予定しているので、メンズメイクに触れる機会を増やすっていうのもやっていこうと。

後は、これ裏目標みたいな感じなんですけど『山手線をキレイにする』っていうのがあります。身だしなみが整ってないおじさんを減らす、っていう(笑)

僕、29歳で地元で同窓会すると、半数は自分の身なりをすでに諦めているんですよね。
ただ、彼らがもともとそうだったかっていうと違うと思うんです。

本当は自分をよく見せようっていう意識を元々持ってるはずなのに、段々薄れてきてしまって、結局35歳くらいでやめちゃうんですよ。

センスを磨くとかそういう難しい話じゃなくて、ただ『キレイに見せることをやめない』っていうだけで山手線はキレイになると思うんです。

だって女性って年齢重ねても臭くないじゃないですか(笑)それって、女性にセンスがあって、良いものを使っているからっていうわけではなくて、女性としての身なりを整えているっていうだけの話。

その秩序が男性にはないっていうだけだから、それを諦めないきっかけづくりとしてメンズメイクが当たり前になったら、男性のそういう意識を変えていけるかな、って思ってます。

だから裏目標『山手線をキレイにする』かな(笑)


―――最後に「メンズメイクを始めてみたいけど何からやっていいかわからない」と思っている人にアドバイスをお願いします。

まず、触れてみること。一度触れたらハマってしまうと言える自信がありますね。

ヘアワックスやスキンケアの延長線上だと思うので、2~3年後には当たり前になってる。
スキンケアだって今当たり前じゃないですか。

そういう思考の変換っていうか、メンズメイクに触れたことがない人はハードルを高くしすぎてるだけなんで、とりあえず一回BBクリーム買ってください、っていうところからお伝えしたいですね。

あとはぜひYoutubeのチャンネル登録してください(笑)

宮永えいとさんのプロフィール