下地美人×黒木希望さん コスメ&メイク対談企画
2019.01.18

キレイなあの人が愛用してるコスメが知りたい! モデルさんがガチで実践してるメイク術が知りたい!
そんな世の中の女性の気持ちに応えるべく下地美人がモデルさんと対談する企画の第3弾。
今回は、黒木希望さんにお話を伺いました。
セクシーな唇と、誰もが羨む大きな瞳が特徴の黒木さん。
愛用しているコスメや、美に対するこだわりとは?
下地美人スタッフが思わず唸る、女子なら1度は読んでおきたい対談です!
黒木さんのガチコスメが知りたい!悩みや解決方法は?
下地美人スタッフとーる(以下とーる):では、黒木さんどうぞよろしくお願いします!
黒木希望さん(以下黒木さん):はい、お願いします。
とーる:早速で本当に申し訳ないのですが…、お歳はおいくつなんでしょうか…?
黒木さん:言わないで活動してることも多いんですけど、30です(笑)
とーる:え!? 全然見えないです…。若く見えるから20代くらいかな?ってスタッフみんなで話してたんですけど…。
黒木さん:本当ですか?ありがとうございます。
とーる:本当にお美しくて…(笑) では、1つ目の質問から失礼します。肌質をお伺いしてもいいですか?
黒木さん:インナードライですかね。混合肌だと思います。ファンデーションのノリが悪かったり、手順通りの保湿ケアをしても絶対乾燥している感じがあって。
インナードライとは
乾燥性脂性肌と呼ばれることもあり、肌の内側は乾燥しているのに外側には皮脂が出てしまっている、というお肌を指します。
肌が乾燥しすぎることで、肌を守るために皮脂が分泌されすぎてしまうのです。
とーる:お肌の悩みなどはありますか?
黒木さん:昔からニキビとか吹き出物ができやすくて、1番の悩みといえばそれですね。
とーる:では、それに対して行っている対策や解決方法なんかはありますか?
黒木さん:ファスティング(※断食)でデトックスすることですね。身体の中からキレイにします。
とーる:なるほど…! 何か使われてるものなどありますか?
黒木さん:KALA酵素っていう、酵素ドリンクを使っています。内脂肪から燃やすので一緒に体重も落ちるんですけど、身体をリセットする感じで、お肌もリセットするイメージです。
黒木さんのおすすめコスメは?
とーる:では早速、黒木さんおすすめのコスメをお伺いしていいですか?まずはベースメイクから…。
黒木さん:はい。下地は、ドクターリセラっていうブランドの日焼け止めを塗って、その上にイブ・サンローランのプライマーを使います。透明のやつ…。
とーる:ラディアントタッチプライマーですね。これ、本当に使ってる方多いですね~!
黒木さん:そうなんですね。このプライマーのあとに、イブ・サンローランのリキッドファンデーションを鼻の周りだけに塗ります。
とーる:鼻の周りだけですか?
黒木さん:はい。鼻に乗せた分だけでちょっとずつ伸ばして、ローラメルシエのコンシーラーをクマとかニキビ跡とか、気になるところに塗って。
とーる:じゃあ、頬のあたりとかはファンデが…。
黒木さん:塗っていないですね。最後にSUQQUの透明の粉をはたいて終わりです。
とーる:それはメイクさんに教えてもらったメイク方法だったり…?
黒木さん:独学ですね。お肌の色って、日焼けしてるしてないとか、季節によって変わるじゃないですか。その季節の肌の色の変化に合わせてファンデを買い替えてた時期があったんですけど、めっちゃコスパ悪いなって思って。
とーる:確かに。1季節ごとには流石に使い切れないですもんね。
黒木さん:そうなんです。私、化粧品を買ってから1年経ったら捨てる習慣があって、何かもっと良い活用方法ないかなって考えて。ファンデを混ぜて使ってみたこともあったんですけど、すごい塗った感じがしちゃって…。更に顔が大きく見えちゃうことに気付いたんですよね。
とーる:なるほど~…!(笑)
黒木さん:だからもう鼻の周りだけ塗ることにして、あとはもう自然な色味で。ファンデ乗ってない顔の端の方はシェーディングをしているので。
とーる:シェーディングも見せていただいて良いですか?
黒木さん:はい。シェーディングはボビイブラウンですね。ハイライトは、イブ・サンローランのフェイスパウダーを使っています。
とーる:フェイスパウダーなんですね?
黒木さん:そうですね。フェイスパウダーとして使ってしまうと、ただテカってるだけ…みたいに見えちゃうので。ハイライトとしてハケで塗って使い分けています。
とーる:ありがとうございます。続いてアイメイクを。
黒木さん:アイシャドウはルナソルとトム・フォードですね。ナチュラルメイクにしたい日としっかりメイクにしたい日で使い分けています。
とーる:アイライナーは使われてますか?
黒木さん:それが私、アイライナーもシャドウでやっちゃうんです。トム・フォードの赤茶色のシャドウをラインとしてまぶたのギリギリのところに引いています。リキッドアイライナーも持っているんですけど、それは目尻の2~5mmあたりに引くためです。
とーる:へぇ~…!私はもうリキッドアイライナー1本でささっと引いちゃうタイプなので新鮮です。
黒木さん:私も面倒くさがりなので、アイメイクは本当に適当です(笑)とにかくぼかしてる感じですね。
とーる:チークは何を使われていますか?
黒木さん:チークにもこだわりがあるんですよね。大体いつも3色くらい使っています。
とーる:混ぜる…ということでしょうか?
黒木さん:混ぜるというより、グラデーションにするイメージです。頬骨の高い位置に濃い色のチークを乗せるんですけど、そうするとパキっとなりすぎて…、オカメインコみたいになっちゃうので。そうならないように、薄い色で境界線をぼかしていきます。
とーる:チークが塗ってあるところとそうじゃないところの境界線ってことですね。
黒木さん:そうですね。今使ってるのがSUQQUのものなんですけど、これは元から3色あるものなのでラッキーって思って。しばらくはSUQQUを使うと思います。
とーる:リップはどこのものを?
黒木さん:ローラメルシエと、ラシャスリップス。この2本はかなり愛用しています。もう何本目かわからないくらい使ってますね。
ベースメイクはスポンジで馴染ませる!
とーる:他におすすめのアイテムってありますか?
黒木さん:私ベースメイクがどうしてもコンプレックスなので、ベースメイクだとスポンジを使うことをおすすめしたいですね。
とーる:はい。
黒木さん:さっき、ベースメイクはリキッドファンデを鼻周りに伸ばすだけ~って言ったと思うんですけど。最初は指で伸ばして、そのあとスポンジで外側に向かってなじませるように押さえていくんです。
とーる:ポンポンって感じですかね。
黒木さん:そうですね。これをし始めてから肌に密着して、余計な油分を取ることができるので崩れにくくなったと思います。オイリー肌によるメイク崩れが解消されつつあります。
とーる:油分が原因のメイク崩れって誰もが悩んでることだと思うんですが、かなりお役立ち情報ですね! では、そんなこだわりのベースメイクですが、季節によってアイテムを変えたりなんかはされますか?
黒木さん:オールシーズン使えないファンデを買っちゃった時は季節で変えたり…、気分で変えることもありますね。ちょっと出かけるだけの時はクッションファンデで終わらせちゃったりもします。
とーる:クッションファンデはどこのものを愛用されていますか?
黒木さん:アイオペです。イブ・サンローランのものも使ったんですが、混合肌の私には少し微妙でしたね。
とーる:ベースメイクは基本ファンデを入れ替えたり入れ替えなかったり…ということですね。そういえば先ほどコスメは1年で捨てると仰っていましたが…。
黒木さん:はい、捨てます。1年で使い切ることはほぼできないですね。もったいないですけど、化粧品は時間が経つと酸化してしまうので、肌のために1年くらいで新しいものに買い替えます。
とーる:それはコスメすべて?
黒木さん:さすがに粉とかシャドウは使い続けます。リップとかもかな。
こだわり抜いたスキンケア! クレンジングと洗顔は時間をかけずに丁寧に。
とーる:スキンケアのお話をお伺いします。日頃のスキンケアは、どういうアイテムでどういったことをされていますか?
黒木さん:洗顔とクレンジングはガチガチに真剣にやってますね。時間をかけずに丁寧に。
とーる:時間をかけず?
黒木さん:はい。時間はかけません。時間をかけすぎると乾燥してしまうので。
とーる:なるほど…。ブランドはどこのものを使われてますか?
黒木さん:さっきもちょっと名前が出た、ドクターリセラです。クレンジング、洗顔からクリームまで全部ライン使いです。
とーる:すごい力を入れているように感じますね。
黒木さん:かなり力を入れてますね。本当にコンプレックスが強くて。
とーる:パックと言うか、フェイスマスクみたいなものはしないですか?
黒木さん:適当なときとか時間がないときはプチプラのフェイスパックを使うんですけど、明日撮影があるとか、肌のトーン明るくしたいなーって時は自分でドクターリセラの化粧水を調合して…
とーる:調合!?
黒木さん:はい(笑) 調合と言っても混ぜるだけなんですけど。もともとそういう仕事をやっていたことがあったので結構詳しいんですよね。くすみを取りたい時はビタミンを混ぜたり、肌のトーンを上げたい時はヒアルロン酸を入れたり…。その日によって混ぜるものを変えて、オーガニックコットンに浸してパックを作っちゃいます。
とーる:ということは、ドクターリセラの化粧水も用途によって違うものを何本か持っているという…?
黒木さん:はい、パック作る用に持ってますね。もう美容が大好きすぎて(笑)
とーる:すごい。もう本当に、ここまで来ると好きじゃないとできないですね。
黒木さん:好きじゃないと無理ですね、毎日は。肌に関しては本当に時間を手間をかけたいので、私はこだわってやっています。
とーる:尊敬します。
黒木さん:私は1回、すごく肌が汚くなっちゃった経験があって、もうこんなふうになりたくないって思ってから、とにかく頑張っています。
メイクはさっと15分で!?
とーる:メイクの順番をお伺いしてもいいですか?
黒木さん:
- 1.日焼け止め
- 2.イブ・サンローランのプライマー
- 3.リキッドファンデ
- 4.フェイスパウダー
- 5.アイブロウ
- 6.シェーディング
- 7.アイシャドウ
- 8.アイライン
- 9.まつげ
- 10.リップ
- 11.チーク
- 12.ハイライト
ですね。
とーる:だいぶ自由な感じですね。
黒木さん:そうですね(笑) リップのあとにチークを塗るのは、全体のバランスを見るためですね。リップを塗ったあとの顔の印象を見て、チークの濃さを決めます。
とーる:では、すっぴんからメイク完成までどれくらい時間かかりますか?
黒木さん:15分くらいです。
とーる:早い!
黒木さん:よく言われます。めちゃくちゃ早いね?って。
メイクのこだわりはツヤ感! メイクはキレイに崩すべし!
とーる:メイクのこだわりポイントをお伺いします。
黒木さん:こだわり…。なんだろう、ツヤ感かな。
とーる:ツヤ感ですか。
黒木さん:メイクが崩れたときにキレイなツヤが出るようにメイクしていますね。崩れやすいオイリー肌なので、崩れないように崩れないように…って工夫だけじゃなくて、崩れたあとにツヤっぽく見えるように。
とーる:それはやり方的には先ほどお話を聞いた…。
黒木さん:そうですね。リキッドファンデを鼻の周りだけにすること、スポンジを使って馴染ませること、ベースメイク前に調合した化粧水で肌を整えること…ここらへんですね。
とーる:このアイテムを使って~っていうよりは、日々の積み重ねが大切ですね。
黒木さん:本当に積み重ねだと思います。特に私は努力しないとすぐに肌が荒れてしまうので。
ふんわり可愛く見せるメイク術は?
とーる:これをやると可愛く見せられる!っていうようなメイク術はありますか?
黒木さん:そうですね。最近の流行で言うと、マットな口紅をベタ塗りするんですけど、ふわっと可愛く見せたいときは唇を指ではたいてぼかすと印象が変わって可愛くなりますよ。
とーる:マットリップ流行ってますよね! なるほど、そういう工夫の仕方が…。では次に、撮影でメイクさんにメイクしてもらうこともあると思うんですが。メイクさんに教えてもらって実際に実践しているメイク術などはありますか?
黒木さん:スポンジの工夫ですね。ベースメイクのあとにスポンジで1回抑えてファンデーションとか、余分に浮いたものを取ること。教えてもらってからずっとやるようにしてますが全然違います。スポンジの種類はいろいろ試してみてるんですけどね。
とーる:ありがとうございます。スポンジの工夫はますます取り入れたくなりました…!(笑) では続いて、お気に入りのブランドを教えてください。
黒木さん:ローラメルシエ、ラシャスリップス、トム・フォード。ブランドとして好きなのはこれくらいですかね。ただ、イブ・サンローランのプライマーはすごい好きで、2本目です。
とーる:リピートアイテムですね。
黒木さん:はい。しかもこれだけ、1年以内に使い切ってるんですよ(笑)
とーる:すごい使ってるんですね!
黒木さん:ほぼ毎日使ってますね。お出かけする日は絶対に使っています。軽いお出かけのときはファンデを塗らない日もあるんですけど、そういう日もこのプライマーだけは絶対使います。
とーる:カバー力があるという感じですか?
黒木さん:透明なのでカバー力はないと思うんですけど、ニキビ跡とかクレーターとかは埋めてくれて、お肌が均一になります。
コスメは冒険せず、安定したものを
とーる:イブ・サンローランの他にリピート買いしてるアイテムは…。
黒木さん:今日紹介したものはほとんどリピートですね。
とーる:新しいブランドを開拓するより、これだって思えるものを見つけたらそれを買い続けるタイプなんですね。
黒木さん:冒険したいときは、可愛いなーって思う人が使ってるアイテムをチェックしたときなんかですね。もし冒険したコスメが合わないなって思ったら、妹とか友だちにあげちゃいます。
季節感のある色味の使い分けを意識
とーる:好きなメイクの色味はありますか?
黒木さん:基本ナチュラルなブラウン系メイクが好きなんですけど、秋冬はローズ系が多くなりますね。
とーる:リップもローズ系やブラウン系になりますか?
黒木さん:リップは逆に赤とか、血色の良い色になりますね。
とーる:では次に…。コスメはどこで購入することが多いでしょうか?
黒木さん:百貨店が多いですね。
とーる:どうしても通販でしか買えないものなど以外は、基本的に店頭で買いたいタイプですかね?
黒木さん:そうですね。リピート商品は楽天で安くなってると嬉しいなって思いますけど、新しい商品を買いに行くときは絶対店頭で購入したいです。
とーる:コスメを買いに行くときは、事前に買うものを決めてから行くことが多いか、とりあえず店頭に行ってその場で買うものを決めることが多いかどちらですか?
黒木さん:決めてから行きます。リップ1本買うにしてもすごく吟味してしまうので、雑誌とかでいくつかに候補を絞ってから行きますね。
とーる:じゃあ、今日はリップ買うつもりだったけどチーク買っちゃった!みたいなことは…。
黒木さん:全然あります(笑)
とーる:あるんですか!?(笑)
黒木さん:ありますあります。やっちゃったーって思います(笑) 店員さんと仲良くなってホイホイ買っちゃうんですよね…。だからコスメコーナーにはフラっと行かないようにしています。
気になるコスメはハイライト!?
とーる:では、今気になってるコスメとか、ほしいコスメとかってありますか?
黒木さん:何かあったっけな…?ちょっと確認します。
とーる:スマホでメモ取られてるんですね。
黒木さん:そうですね、気になるものはスクショ撮ったりしておきます。…今はローラメルシエのハイライトパウダーが気になりますね。
とーる:おや…(笑) まだイブ・サンローランのハイライトがだいぶ残ってますが…。
黒木さん:結構、今使ってるものが残ってても買っちゃうんです。実はハイライトはシャネルものもあるんですけど、廃盤になってしまって。そこからはイブ・サンローランですけどね(笑)
とーる:気になるなって思ってから購入までのスパンは早いほうですか?
黒木さん:すぐ買っちゃいます。リップとか、使いかけのものが家にかなりあります。ただ新しいものがどんどん出るし、流行りの色ってすぐに変わるので、すぐに使わなくなっちゃうものもあります。そういうものは友だちにあげちゃったりしますね。
メイク用道具は清潔感重視!
とーる:次に、メイクするときに使う道具でおすすめのものってありますか?
黒木さん:さっきお話したスポンジみたいなものですかね?
とーる:そうです。
黒木さん:特にこだわってるものはあまりないですね…。1本ローラメルシエのブラシは使っていますけど、お金かけてるのはこれくらいかな。
とーる:あまりブラシやスポンジにはお金をかけないんですね。
黒木さん:そうですね。スポンジもドンキとかで買える「プロも愛用!」みたいなスポンジとロージーローザのスポンジを行ったり来たりしています。
とーる:たくさん入ってるやつですね。
黒木さん:はい。資生堂のスポンジも使ってた時期があったんですけど…。
とーる:あまり合わなかったですか?
黒木さん:いえ、スポンジとかブラシってある程度使ったらこまめに洗わないといけないじゃないですか、衛生的に。高いものを買うとこまめに洗い続けなきゃいけないのが面倒で。
とーる:確かに、わかります。
黒木さん:だったら、安いものを使い捨てで使ったほうが清潔でいいなって思って。アイシャドウのチップやブラシも薬局で300円で買えるようなものを、ある程度使ったら買い替えています。
取り入れるメイク術は自分にあったものが1番
とーる:メイクで目指してるモデルさんとか芸能人の方っていますか?
黒木さん:可愛い子はみんな、ですね。
とーる:SNSとかでチェックしてると。
黒木さん:よく見てます。可愛い子が使ってるコスメとか気になるし、最近は韓国の子や台湾の子を見るのが好きです。
とーる:最近オルチャンメイクとか流行ってますもんね。黒木さんも韓国系のメイクを取り入れたりするってことですか?
黒木さん:しません。
とーる:それはどうしてですか?
黒木さん:どれだけ真似してメイクしても、似合わなかったら意味がないので。そういうのは見るだけにして、自分に合うメイクを探します。1度取り入れてみて似合わないなって思ったらやめる感じです。
とーる:すごく説得力がありますね…。納得しました。では、あくまで自分の顔に合うメイクを…。
黒木さん:顔というか、服装に合うメイクって感じで決めてますね。オルチャンメイクなんて絶対似合わないもん、私(笑) 可愛いけど。見てるだけでいいですね。
コスメの情報収集は友だちや雑誌から。 口コミは信用しない!?
とーる:コスメに関する情報ってどこで集めていますか?
黒木さん:友だちとの女子会で聞きますね。「最近何使っとる?」みたいな。
とーる:特にプロの方ってわけでもないんですね。
黒木さん:そうですね。プロのメイクが自分に絶対合うわけじゃないので。
とーる:他にはなにかありますか?
黒木さん:インスタのメイクを参考にしたり、入ったカフェに置いてある雑誌を時々見たりします。あとは「2018年 秋冬 ファンデーション」とかで検索しますね。
とーる:やはり最近はネットですよね。ネット上の情報で、こういうサイトの情報は信用できる、信用出来ないって基準はありますか?
黒木さん:@コスメとか、他の口コミ系サイトもなんですけど、私は口コミをあまり信用してないですね。
とーる:それはなぜでしょう?
黒木さん:肌質も人によってぜんぜん違うし、結局自分で見て、試したものが全てなので。口コミが高評価だからこの商品はすごく良いものなんだ、とは一概に受け取らないですね。
とーる:口コミがすごい良いからって買って残念だとかなりがっかりしちゃいますもんね…。
黒木さん:そう。でも、口コミで良いって書いてあると確かにより良く感じることはありますね。買ってよかったなって思えたり。口コミはあくまで1つのきっかけみたいなものなので、口コミが良いからって急に買ったりはしないです。
とーる:口コミで話題になってるものを見かけたら…。
黒木さん:自分が気になるものだったら実際に見に行って、良いものだったら更に良く感じるし、思ってたよりも良くないものだったら「どうして流行ってるんだろう?」で終わりますね。
基礎化粧品は全力でこだわりたい! キレイな見た目はスキンケアから。
とーる:特にお金をかけているとか、絶対に妥協したくないアイテムって何でしょうか?
黒木さん:基礎化粧品です。
とーる:やはりスキンケアは妥協できない。
黒木さん:できないですね。
とーる:逆に、これはプチプラでいいっていうものはありますか?
黒木さん:ファンデーション用以外のブラシとか、スポンジとか…。マスカラもプチプラでいいですね。
黒木さんのこだわりメイクができるまで
とーる:メイクを初めてしたときって…
黒木さん:中学生です。薬局に買いに行きましたね。
とーる:どうしてメイクしようと思ったかってきっかけは覚えてらっしゃいますか?
黒木さん:肌ですごい悩んでいた時期があって、隠すために。お年頃だったんですかね(笑)
とーる:その頃同級生の子たちはメイクとかしてましたか?
黒木さん:してなかったです。
とーる:お肌の悩みを隠すためにってことは、1番最初に買ったアイテムはやはりベースメイク系でしょうか。
黒木さん:何だったかな…。でも多分、口紅だったと思います。ベースメイクはその後かな。
黒木さんのメイク初心者時代のお悩みは?
とーる:メイク初心者だった頃につまづいたことって何かありましたか?
黒木さん:肌と首の色が合ってないとか、厚塗り感がすごいとか…。なんで上手くいかないんだろうって思ってましたね。肌のコンプレックスがどうしても気になるから厚塗りだったんですよね、多分。
とーる:それは中学生くらいですか?
黒木さん:高校生くらいですね。ガッツリメイクするようになってから、なんか私だけ濃いよな…って。
とーる:ご自身が納得できるメイクができるようになったのっていつ頃でしたか?
黒木さん:やっぱ20代半ばくらいかな?
とーる:となると、高校卒業してからもしばらく試行錯誤していたと。
黒木さん:試行錯誤多かったです。自分の肌とか見た目に自信がなくて、低迷期みたいな。
とーる:黒木さんほど美人さんだったら私何も考えなさそうですけど…(笑)
黒木さん:いえいえ、コンプレックスの塊ですよ、本当に。
とーる:コンプレックスって、本人しかわからないですもんね。
黒木さん:そうですね。もうずっと気にしてたことなので…。
少量を伸ばすことに気付く革新
とーる:では、厚塗り感がするとか首との色が違うとか、そういう悩みはどうやって解決しましたか?
黒木さん:もう少量を伸ばすことですよね。塗る量を減らす。とにかく伸ばす。余計なところに塗らない。
とーる:それはメイクさんに教えてもらって…?
黒木さん:はい。そこで気付きました。まずベースメイクを手に取る量が違うわ!って(笑)
とーる:なるほど(笑) よく、ベースメイク商品って推奨量が書かれてることがあるじゃないですか。あれって参考にされたりしますか?
黒木さん:全くしないです。推奨量をまるまる使うと塗りすぎてヤバいことになるので。あんなの、誰でも厚塗りになるんじゃないかって思いますね。
とーる:推奨量って結構多いですもんね。ワンプッシュ?え?みたいな。
黒木さん:多いです。もったいないのでそんな使い方はしないですね。
肌質改善で理想のお肌へ
とーる:現在こだわってメイクをされてると思うんですけど、今のメイクができるようになるまでどのような経験をされましたか?
黒木さん:メイクから話がずれるんですけど、私は元の肌を改善しましたね。どれだけ隠そうとしてもすごい荒れてるときの肌って隠しきれないので、スキンケアは今もずっと。
とーる:スキンケアはかなりこだわられてましたもんね。
黒木さん:元がしっかりしてないと、薄化粧だと粗が出ちゃうし、厚塗するとブスになっちゃうし。だったらもう元から変えるしかないなって。
とーる:このアイテムを使うようになってからとか、この方法を取るようになってからとか、変わったなって思うタイミングってありましたか?
黒木さん:ドクターリセラかな。私本当にいろいろやったんですけど。レーザーとか…。レーザーは今でもやってますね。でもやっぱり基礎化粧品はドクターリセラを使って初めて「あ、変わったかも」って思いました。透明感と言うか、ツヤ感が出てきました。
とーる:ドクターリセラはもうずっとリピートで?
黒木さん:9年。
とーる:9年!? それはもう、こだわりというかなんというか。
黒木さん:なかなか変えられないですね。何回か浮気して違う商品を使うこともあったんですけど、なんか違うなって思って結局ドクターリセラに戻ってきちゃいます。
とーる:今はもうドクターリセラから変えるつもりはないってことですか?
黒木さん:ないですね。
とーる:すごい。そういう商品に出会えるっていいですね。
黒木さん:そうなんです。それまではなかなか出会えなかったので。メイク道具やコスメより、基礎化粧品にお金をかけたいですね、私は。
とーる:ありがとうございます。それでは最後に、下地美人を見てくださっているメイク初心者の方や、メイクに自信がない方に向けてアドバイスをお願いします!
黒木さん:私もそうだったんですけど、自分の雰囲気とか、自分に合ったメイクを知ることが大切かなと。流行のメイクに流されるっていうよりは、土台やベースメイクを試行錯誤して研究することで美人に見えるんじゃないかなって思います。
とーる:やはり時間をかけること、と。
黒木さん:そうですね、いろいろ試してみたほうが良いと思います。私もいっぱい失敗してきたので。
とーる:失敗したからってキレイになれないわけじゃないですもんね。
黒木さん:はい。キレイになりたいって試行錯誤する気持ちが大事っていうか、いろいろ試したい、頑張りたいっていう向上心は自分も楽しいし、女の子にとってはすごく大事な意識付けだと思います。キレイになりたいって自分の見た目を気にすることがイコール、キレイになれるんだなって。
とーる:すごく勉強になりました。ありがとうございました。
黒木さん:とても楽しかったです! こちらこそありがとうございました。
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